出張時のビジネスホテル攻略法

プラントエンジニアはなにかと出張が多い仕事です。 色んな現場の案件を持ってる人だと月の半分以上が出張=ホテル宿泊という人もいるのではないでしょうか?今回の記事では出張時のホテルの選定ポイントや宿泊時の小技について紹介します。 出張上級者には…

スターデルタ始動モータの電圧降下計算

スターデルタ始動モータのケーブルの電圧降下について解説します。 直入れ三相モータの電圧降下計算式 スターデルタ始動モータの電圧降下計算式 Δ結線時(定常時) Y結線時(始動時) まとめ 直入れ三相モータの電圧降下計算式 まず基本式として、直入れの三…

サーマルリレー、静止形リレー、ショックリレーの特徴や使い分け

過負荷検知の保護リレーには主に以下の種類があります。 サーマルリレー 静止形リレー ショックリレー ショックモニタ それぞれの特徴や使い分けについて解説します。※ショックリレーとショックモニタは椿本チエインの登録商標です。 サーマルリレー(熱動形…

ピトー管式流量計の特徴や差圧計算について

ピトー管式流量計の特徴や差圧の計算方法について解説します。 ピトー管式流量計とは ピトー管の特徴 流速と差圧の関係 ピトー管式流量計の設計に必要な情報 測定レンジ (Nm3/h) ダクト径 (mm) ピトー管係数 静圧Ps (kPa) 流体密度ρ0 (kg/Nm3) 流体温度T (℃)…

【PID制御】Lambda tuning method

PID制御のパラメータの調整方法というと Ziegler–Nichols の調整法が一番有名ですが、Lambda tuning methodというのもあるようです。日本語の情報がなかったので自分用メモ。 Lambda tuningについて Lambda tuningの特徴 パラメータ調整方法 調整手順 制御ゲ…

ボイラドラムレベル制御について

発電プラントにおけるボイラドラムのレベル制御について解説します。 ボイラドラムレベル制御とは 1要素制御 3要素制御 逆応答とは 1要素制御と3要素制御の切り替え まとめ 参考サイト ボイラドラムレベル制御とは 給水→ドラム→蒸気のプロセスの図を以下に示…

モータの冷却方式(外扇形、他力通風形とは)

モータの冷却方式について紹介します。 全閉外扇形 IC411 外被表面冷却自力通流形とも言います。工場にあるモータは基本的にほとんどこのタイプなのではないかと思います。 負荷の反対側のモータの軸にファンが付いていて、そのファンによってモータ自身の冷…

「Python 3 エンジニア認定基礎試験」に合格した話。

「Python 3 エンジニア認定基礎試験」を受けてみました。 Python 3 エンジニア認定基礎試験とは 試験を受ける理由 自分のレベル 自分がやった勉強方法 PyQでPythonを復習する。 模擬試験をやる。 その他の勉強法 試験当日 試験結果 まとめ Python 3 エンジニ…

Pythonで微分先行型PID制御、比例微分先行型PID制御をシミュレーションしてみた。

プラントのプロセス制御で使われる微分先行型PID制御(PI-D制御)と比例微分先行型PID制御(I-PD制御)をPythonでシミュレーションしてそれぞれの挙動を比較してみました。Pythonで TCLab というライブラリを利用してみました。 通常のPID制御 微分先行型PID…

熱電対の指示値がおかしいときのトラブルシューティング

プラントの試運転あるあるの1つとして「温度計の指示値がおかしい!」というのがあります。熱電対の指示値が疑わしいときの確認項目についてまとめました。温度計が新しいのに正常に測定できない場合は本記事の項目のいずれかが原因になっている可能性が高い…

低圧ケーブルサイズの選定方法

低圧ケーブルサイズの選定方法について解説します。 もし許容電流を満たしていないケーブルを使っていると最悪、火災事故の原因となり大変危険です。また、何も知らない状態で電気設計をしていると上司や先輩から「その条件で○○sqは大きすぎるんじゃないか?…

スイッチ計器におけるフェイルセーフの考え方

フェイルセーフの設計思想やスイッチ計器におけるフェイルセーフについて解説します。 フェイルセーフとは フェイルセーフ代表例「非常停止ボタン」 スイッチ計器のフェイルセーフ設計 スイッチ計器の接点動作の注意事項 まとめ フェイルセーフとは フェイル…

単独運転検出装置とは?受動的方式、能動的方式について

系統と連系し逆潮流のある発電設備では単独運転検出装置が設置されています。系統連系保護装置の1つである単独運転検出装置について解説します。 単独運転とは? 自立運転とは?単独運転との違い 単独運転検出装置の種類 単独運転検出装置の動作(無効電力変…

折れ線関数による調節弁の線形化

調節弁で流量制御を行う場合、調節弁の非線形特性を補正し制御性を向上させるために折れ線関数による線形化が用いられます。その手法について解説します。 調節弁の非線形性について 折れ線による線形化 折れ線関数による線形化の手順 調節弁の開度・流量特…

差圧式流量計のローカット機能、ゼロ点誤差について

差圧式流量計はプラントの流量測定において最もポピュラーな流量計です。しかしながら差圧式流量計はレンジアビリティが小さく、測定範囲の下のほうでは誤差が大きくなる性質があります。今回は、流量用差圧伝送器のローカットの目的やゼロ点誤差について説…

電動機始動時の電圧降下の計算方法

大容量の電動機の始動時に発生する電圧降下の計算方法について解説します。本記事では始動電流による電圧降下率を電圧の分圧計算から求めます。 始動時の電圧降下と問題点 検討方法 単線結線図と等価回路の作成 計算例 計算条件 高圧ケーブルの%インピーダ…

電動機始動時間の計算方法

電動機の始動時間の計算方法について説明します。始動時間とは「電動機の電源が投入されてから定格回転速度に到達するまでの時間」です。また、電動機の始動時間が長い場合の問題点、その対策も紹介します。 始動時間の計算式 慣性モーメントとGD2 回転速度 …

電磁弁の種類、用語

電磁弁で使われる用語について紹介します。ネット上には電磁弁に関するページや資料がいくつもあるのでそちらを参考にしてもらってもいいですが、ここでは計装担当の視点で説明します(笑) プラントの計装担当が電磁弁を選定する場合、過去に採用した型式と…

ボイラー主蒸気温度の制御手法

ボイラの主蒸気温度制御とは、第1過熱器(スーパーヒータ)を通った過熱蒸気へのスプレー注水量を調節弁で調整して、後ろの過熱器出口の主蒸気温度を目標値(=タービン主蒸気定格温度)となるように制御するものです。主蒸気温度制御は非線形性があり、むだ…

交流回路の短絡過渡現象について(非対称短絡電流、対称短絡電流とは)

交流回路の短絡電流について説明します。交流回路の短絡電流というと単純に「電圧/インピーダンス」とイメージされるかもしれませんが、短絡というのは過渡現象であるため実際の短絡電流は交流電流に直流電流が重畳されたものになります。 回路方程式から短…

【差圧伝送器】3バルブマニホールド(均圧弁)の役割、バルブ操作手順

差圧伝送器で使われる3バルブマニホールドについて説明します。メーカーや人によっては単にマニホールドとか、均圧弁とか、三岐弁とか言ったりもします。 3バルブマニホールドとは 3つのバルブで構成された差圧伝送器用の配管部品。高圧側、低圧側のストップ…

【流量計】蒸気流量の密度補正

electrical-instrumentation.com 上の記事では気体の温度圧力補正について紹介しましたが、今回は蒸気流量の補正について説明します。蒸気流量の補正は気体と比べて少し複雑になっています。 蒸気流量の補正式 飽和蒸気の場合 飽和蒸気流量の補正計算例 過熱…

【流量計】差圧式流量計の温度圧力補正(気体)

差圧式流量計で気体の流量を測定するときの補正について説明します。差圧流量計で流量を測定する場合、温度や圧力が変化するような場所では温度圧力補正が必要となります。なぜなら気体は圧縮性流体だからです。圧縮性流体とは温度と圧力で密度が変化する流…

【PID制御】正動作、逆動作とは?

「正動作」「逆動作」とはPID制御における制御の動作方向のことです。PID調節計を使用する場合「正動作」「逆動作」を選択する必要があります。 PID制御の出力の動き方 正動作 逆動作 代表的な制御 正動作、逆動作の例 まとめ PID制御の出力の動き方 正動作 …

ブログを始めました。

なんとなくはてなブログ界隈といえばエンジニアといえばITエンジニア、という風潮がある。その風潮を払拭するため(?)にプラント電気計装エンジニアのためのブログを作ってみた。というのはまぁ冗談で、電気計装エンジニアのブログってほとんどないし、電…