「Python 3 エンジニア認定基礎試験」を受けてみました。
Python 3 エンジニア認定基礎試験とは
Pythonに関する文法などの基礎知識を問う試験です。内容は割と簡単で、プログラミング経験のある人なら余裕らしい。プログラミング初心者でも数十時間くらい勉強すれば行けるとの話。正解率7割以上で合格で、合格率は約8割。受験料は11,000円(税込)
Pythonエンジニア認定試験 | Odyssey CBT | オデッセイ コミュニケーションズ
試験を受ける理由
GW中、とにかく暇だったので何か勉強しようかなーと思ったのがまず最初。
自分は仕事でも趣味でもプログラミングを使って何かすることはあまりない。「この程度の能力です」と言えるものが何もないので、最低限のスキルの目安になるかなと思って今回受験しました。
自分のレベル
- 学生時代のプログラミング経験はほぼなし。
- Raspberry Pi と Python で遊んだこともあるが基本ネットのコピペしただけで見についてはいない。
- 仕事では、PyAutoGUIで面倒な申請・登録業務を半自動化するくらい。(これもネットのコピペの組み合わせ)
- Python以外では仕事で Excel VBA でちょっとしたマクロを作るレベル。
業務効率化でPythonやVBAを使う程度ですね。プログラミング素人ではないですがバリバリできますというレベルではないです。
自分がやった勉強方法
PyQでPythonを復習する。
Pythonを復習する目的でPyQに登録しました。1ヶ月3,040円。
ブラウザ上で例題と演習をやっていく形なので、自分のPCにPython環境を構築する必要なく簡単に勉強ができます。公式テキスト(後述)を買うくらいならPyQを1ヶ月やりこんだほうがよっぽど効果的と思います。
PyQは2年前にもやったことがあって割とやりやすかったので今回復習のため再登録しました。リスト、タプル、辞書の使い方など完全に忘れていたので良い復習になりました。試験に関係なく初心者がPythonを勉強するならPyQはオススメです。
模擬試験をやる。
PyQである程度Pythonの使い方を思い出したあとは模擬試験を繰り返しました。以下の2つのサービスを利用しました。
PRIME STUDY(プライム・スタディ) – Python試験とPHP試験の無料模擬試験サイト
上は比較的易しくて、下は難しい問題が多めの印象です。1回目は合格点以下ですが何回もやってると点数が上がってきます。間違えた問題がなぜ間違いなのか調べてそれを繰り返してって感じです。問題をコピペしてググると大抵解説記事が載ってるのでそれを見て勉強しました。
その他の勉強法
公式テキスト「Pythonチュートリアル 第4版」を購入して勉強するのも一つの手段。が、アマゾンや他のブログでの評判はあまり良くない様子。特に必要ないなと思って買いませんでした。
本を買う必要がないもう1個の理由は、ネットでPython チュートリアルのページがあるためです。なのでわざわざテキストを購入する必要はありません。
Python チュートリアル — Python 3.10.4 ドキュメント
ですがなんか読みづらいなと思って自分はこれすらも読んでません…笑
試験当日
自宅から一番近くの試験会場を予約して行きました。試験会場と言ってもPCスクールのような感じ。他のPC関係の試験(Microsoftなんちゃらとか)もやっているようでした。私が行ったとき受付には5、6人が来てましたが、Pythonの試験は私1人だけでした。
今回初めてCBT方式の試験を受けてみました。CBT方式というのはペーパーテストではなく試験会場のPCを利用して解答する試験形式。
席に付いたら最初PCにログインする必要があるんですが、自分が作ったパスワードが長すぎたせいで手間取りました。。。パスワード管理アプリで生成した20文字以上の文字列だったので完全に失敗。次回からは覚えられるパスワードにしよう…
試験結果
スコアは875点でした。全部で40問で1000点満点なので40問中35点正解です。わからない問題が5問くらいありましたが、結果としては余裕でした。試験終了後その場でスコアシートを渡されて認定証?は後日届くそうです。
まとめ
今回、試験問題の勉強をしたことでPythonの最低限の知識を習得できたと実感しています。プログラミング経験者にとっては簡単な試験なので正直、転職・キャリアアップのための資格としての価値は低いと思います。でも自己啓発という意味で、プログラミング初心者やこれからPython始めるって人には良い試験だと思います。ちなみに次はデータ分析試験を受けてみようと思ってます。