計装

温度計保護管の強度計算

温度計保護管の強度計算の方法について解説します。従来の基準であったASME PTC 1974と現在、日本国内での設計指針とされるJSME S012-1998の内容を紹介します。 保護管強度計算の目的 温度計保護管の強度計算の歴史 1960年代 1970年代 1990年代 2010年代 ASM…

火力・バイオマス発電プラントにおけるMFTとボイラーパージについて

火力発電プラントやバイオマス発電プラントなどボイラー発電プラントにおけるMaster fuel trip (MFT)とボイラーパージについて解説します。なお、私自身は火力発電プラントの経験はなく、バイオマス発電プラントの設計経験しかありませんのでその点ご注意く…

ピトー管式流量計の特徴や差圧計算について

ピトー管式流量計の特徴や差圧の計算方法について解説します。 ピトー管式流量計とは ピトー管の特徴 流速と差圧の関係 ピトー管式流量計の設計に必要な情報 測定レンジ (Nm3/h) ダクト径 (mm) ピトー管係数 静圧Ps (kPa) 流体密度ρ0 (kg/Nm3) 流体温度T (℃)…

熱電対の指示値がおかしいときのトラブルシューティング

プラントの試運転あるあるの1つとして「温度計の指示値がおかしい!」というのがあります。熱電対の指示値が疑わしいときの確認項目についてまとめました。温度計が新しいのに正常に測定できない場合は本記事の項目のいずれかが原因になっている可能性が高い…

スイッチ計器におけるフェイルセーフの考え方

フェイルセーフの設計思想やスイッチ計器におけるフェイルセーフについて解説します。 フェイルセーフとは フェイルセーフ代表例「非常停止ボタン」 スイッチ計器のフェイルセーフ設計 スイッチ計器の接点動作の注意事項 まとめ フェイルセーフとは フェイル…

折れ線関数による調節弁の線形化

調節弁で流量制御を行う場合、調節弁の非線形特性を補正し制御性を向上させるために折れ線関数による線形化が用いられます。その手法について解説します。 調節弁の非線形性について 折れ線による線形化 折れ線関数による線形化の手順 調節弁の開度・流量特…

差圧式流量計のローカット機能、ゼロ点誤差について

差圧式流量計はプラントの流量測定において最もポピュラーな流量計です。しかしながら差圧式流量計はレンジアビリティが小さく、測定範囲の下のほうでは誤差が大きくなる性質があります。今回は、流量用差圧伝送器のローカットの目的やゼロ点誤差について説…

電磁弁の種類、用語

電磁弁で使われる用語について紹介します。ネット上には電磁弁に関するページや資料がいくつもあるのでそちらを参考にしてもらってもいいですが、ここでは計装担当の視点で説明します(笑) プラントの計装担当が電磁弁を選定する場合、過去に採用した型式と…

【差圧伝送器】3バルブマニホールド(均圧弁)の役割、バルブ操作手順

差圧伝送器で使われる3バルブマニホールドについて説明します。メーカーや人によっては単にマニホールドとか、均圧弁とか、三岐弁とか言ったりもします。 3バルブマニホールドとは 3つのバルブで構成された差圧伝送器用の配管部品。高圧側、低圧側のストップ…

【流量計】蒸気流量の密度補正

electrical-instrumentation.com 上の記事では気体の温度圧力補正について紹介しましたが、今回は蒸気流量の補正について説明します。蒸気流量の補正は気体と比べて少し複雑になっています。 蒸気流量の補正式 飽和蒸気の場合 飽和蒸気流量の補正計算例 過熱…

【流量計】差圧式流量計の温度圧力補正(気体)

差圧式流量計で気体の流量を測定するときの補正について説明します。差圧流量計で流量を測定する場合、温度や圧力が変化するような場所では温度圧力補正が必要となります。なぜなら気体は圧縮性流体だからです。圧縮性流体とは温度と圧力で密度が変化する流…

【PID制御】正動作、逆動作とは?

「正動作」「逆動作」とはPID制御における制御の動作方向のことです。PID調節計を使用する場合「正動作」「逆動作」を選択する必要があります。 PID制御の出力の動き方 正動作 逆動作 代表的な制御 正動作、逆動作の例 まとめ PID制御の出力の動き方 正動作 …